DSHC-052 Ankle Boots
COW HIDE
再入荷しました!
19世紀後半から1920年代頃まで流行していた、ボタンブーツを元に企画。
本来のボタンブーツとは、甲部分にボタンとボタンホールが付き、それらを全て留めて履いていました。
が、このボタン留めが非常に難儀で…当時から専用の金具が一緒に販売されていました。
その後、製靴工場内にボタンホールを開ける工程が減ってきたり、ジッパーが発明されたりして1930年代にはほぼ姿を消してしまいました。
日本の製靴工場でも事情は同じで、高価なボタンホール工賃に対して二の足を踏むメーカーも多く、すっかり廃れていきました。
なのでドライボーンズとしては、このボタン部分の見え方を「スタッズを打つ」事で解決しつつ、ボタン留めの難儀さはサイドジッパーを装備する事で解決しました。
また、サイドジッパーは敢えてプラスティック素材のコイルジッパーを採用。
クラシックなメタルではなく最新素材のコイルを使用する事で、靴工場ミシンの針をすんなりと通す縫製で作り上げました。
21世紀の技術を駆使しつつ、19世紀のデザインを復活。
当時のようにクラシックな3つ揃えでコーディネイトするも良し、敢えてデニムやツイルなどのカジュアルな素材で着崩すも良し。
デザインが奇抜な靴なので、逆に大いに遊んで履いてほしい逸品です。